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免疫を強める

酸素はエネルギーをつくりだすのに使われますが、免疫とも関連します。免疫細胞(好中球)の武器のひとつである活性酸素の材料にも使われるためです。顆粒球(好中球)は異物を包み込んで活性酸素で処理することなどを行います。顆粒球の寿命は1~2日と短く、最後は粘膜上で活性酸素を放出して死んでいきます。これが正常組織を傷つける可能性があるため、体内では無毒化する仕組みを備えています。ただ、増えすぎると無毒化するしくみが追いつかず、粘膜組織を破壊してしまいます。胃潰瘍、十二指腸潰瘍などの原因のひとつになるといわれます。肺を傷つけて肺炎の遠因になるということはないのでしょうか、気になるところです。

  ここで、免疫一般について考えれば、免疫細胞の働きについては、先に触れたことがありますので、そちらに譲るとして、ここでは免疫を強めるサプリについて考えます。少しだけわかりかけたことがあります。市販されているサプリについてです。たとえば、プラズマ乳酸菌ですが、これはプラズマ樹状細胞(pDC)の脚と接合し、リンパ球の司令塔であるヘルパーT細胞を活性化させて、キラーT細胞に働きかけて感染細胞を直接攻撃させたり、B細胞に働きかけて抗体をつくらせ、これをNK(ナチュラルキラー細胞)にピンポイント攻撃させたりするということがあるようです。プラズマ乳酸菌と接合したプラズマ樹状細胞(pDC)が、ヘルパーT細胞に働きかける詳細な仕組みは、おそらくはプラズマ乳酸菌が樹状細胞の餌になって樹状細胞の数が増え(餌なので、死菌の状態で腸に達しても問題なし)、ヘルパーT細胞に働きかける樹状細胞の数が増えるためではないかと考えていますが、ここは寅三郎にはまだよく理解が進んでいないところです。いずれにせよ、ニンジンジュースを日に三度、並行して二日に一本程度、ペットボトル飲料を試しています。体調を崩しにくくなったように感じています。

 樹状細胞は単球から変化したものです。血液検査では単球の割合は白血球のうちの5~10%程度と少なく、あまり関心をもっていなかったのですが、これが高い比率を持っているということはそれだけ、樹状細胞の活動が活発ということにつながらないでしょうか。今後、血液検査の結果を関心を持ってみていきたいと思っています。

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免疫におけるリンパ球の働きとは?種類・働き・作られる場所を詳しく解説! | やさしいLPS (macrophi.co.jp)