自分らしく今を生きる!

自ずから収まるところに収まる

(話題2) 気温、気圧とリンパ球数の対応(自律神経の働きをみてみた)

免疫細胞は、体温が高いときに活発に働くということを受けて、では、気温が高いとリンパ球がどう働くか、興味があって調べてみました。 福田先生(外科医)と安保先生(新潟大学名誉教授)との共同研究の成果として、高気圧のときには交感神経が優位に働いて…

(話題)免疫でコントロールできているかどうかを、時系列で把握できないか。

この病と8年もの間、いやおうなしに付き合わされたおかげで、寅三郎は3つの疑問を生じました。 一つは、免疫の反応に対する疑問です。寅三郎の場合、発病初期に咳や痰、発熱があって、肺炎症状を起こしましたが(おそらくカビの影響)、その後は、発熱する…

発熱や胸痛があるのはなぜか

-治癒が少し遅れても、症状を取ることを優先するか、治癒を早めて症状を我慢 するか― (1)一般的説明 高熱が出たり入ったりが、数日でも続けば、肺炎の疑いが強くなり、とりわけ、私たちのようにカビの影響を常時受けている者にとっては見逃すことのでき…

息苦しくなることがあるのはなぜか。

-肺炎、気胸の可能性も考えながら― (1)一般的説明 息苦しいとは、これまで無意識にしていた呼吸がしにくくなり、浅い呼吸を繰り返すことを意味しますが、そこまではいかないにしても、なんとなく息苦しさを感じる場合も含めて、ここで整理を試みます。 …

なぜ咳がでるのか。

(1)自分の病を深く理解することの意義について 16世紀フランスの外科医で、アンブロワーズ・パレという人がいます。「我、包帯し、神癒し給う」という言葉を残しています。この言葉はあまりに有名なので、どこかでお聞きになった方も多いと思います。当…

そもそもカビって?

① そもそもカビって? 一般的説明 人に害を及ぼす可能性があるものとして、ウィルス、細菌、真菌(カビ)があります。大きさもこの順序で違いがあります。ウィルスは細胞自体が単純な構造をしていて、自力で増殖(自分のコピーをつくること)することができ…

症状の経過と現状

症状の経過を便宜上、急性期、安定期、慢性期、回復期と分類して提示してみました。医学的に認められた分類ではありません。また、常にこのような変化を辿るわけでもありません。あらかじめご了承ください。 ①急性期 寅三郎は8年前(2013年)に発症しました…

考察の順序

この病の経過を振り返りつつ、症状を踏まえた分析を以下の手順で試みていきます。 1.症状の経過と現状 2.症状を踏まえた論点整理 ①そもそもカビって? ②なぜ咳が出るか ③息苦しくなることがあるのはなぜか ④発熱や胸痛があるのはなぜか ⑤なぜ痰が出るか …

アスペル君 さようなら

これは、アスペルギルス感染症に8年以上にかけて苦しみ、いまはこれを克服しつつある(あるいは克服しようと歩みを進めている)一患者の記録です。難しい病ですが、この病のことをきちんと知り、適切な対策をしていけば、決して恐れることはないと私は確信…